ととのほ・る

April 1, 2017

 

 

 

先日、昨年に主人が制作した着物を誂えてもらいました。

 

 

もともとは展示用に作ったものなので、目を引くように少し水色が強かったのですが、

 

最終的にグレーの色をかけることで、少しおちつかせ

 

サンプルとして私が着用していくことにしました。

 

 

まだ袖を通す機会がないのですが、訪問着なので少しドレスアップの日に活躍してくれそうです。

 

 

 

 

 

 

着物ができるまでの写真を少し。地染めはロウ叩き。よく見るとうっすらと差が出るように色の調整をしています。

 

 

 

 

 

 

 

日本独自の文化ではあれど、私にとっては着物を着ることはまだまだ特別なことで、

 

着物を「敢えて着る」という行為が、人生の中の楽しみの一つであるとするのなら、

 

自分としてはどのような着こなしで着物と向き合おうか、と

 

着物を制作する立場の目線に立ったことで、少し真面目に考えるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影のテストショット。刷毛が乾いてるのでばれちゃう。

 

 

 

 

 

 

洋服のコーディネートが自分でできるようになるまでには、過去数々の失敗をしてきて、

 

ようやく自分にあったデザイン・素材・色を見つけ、

 

その時その場所、年齢に合わせて着るイメージができるから選べるようになったということを考えると、

 

着物も色々と違いはあれど、

 

同じように経験を重ねて、自分らしさを見つけていくということになるのですが、

 

洋服と違うのは、その工程においてすべての時間軸がゆっくりしたものになるというところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

ロウたたき用の筆。電気の鍋でロウを溶かして使います。

 

 

 


 

 

 

管理の状態にもよりますが、世代を超えて袖を通すことができるのも着物ならでは。

 

長く一着を大切にするというところに、日本人が大切にしてきたことが反映されているような気がして、

 

 

人と人とのおつきあいのように、

 

いい気持ちでお互いの関係が続いていけるような、

 

飽きがこなくて、

 

調和の取れ、

 

シンプルながらも、表情豊かで、

 

色彩が美しく

 

落ち着き、

 

世代を超えていける、

 

 

そんなところを大切にしていきたいなと考えるようになりました。

 

 

 

今回誂えた着物は、その中から生まれた一着です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ととのほる とは

 

調和がとれる。調子が合う。

 

 


ちょうどいい言葉だなと思い、

 

着物を作る際のコンセプトにちょうどいいかなと思い

 

書いてみました。

 

 

この文字はチラシを作った時に使わなかったバージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年は振り返る暇もなかったので、

 

今回のブログはちょうどいい機会になりました。

 

ちょこちょこ、更新していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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